「仕事が限界、今すぐにでも辞めたい」
「退職を申し出たのに辞めさせてくれない」
そんな辛い状況にある人にとって、強い味方となるのが退職代行サービスです。
しかし依頼した場合は通常の退職手続きと異なる点が多くあるため、なかなか利用に踏み切れないという方も多いと思います。
たとえ有休が足りなくても退職でき、有休消化を希望する場合も依頼先の退職代行次第で会社側との交渉を行ってくれるので安心。
今回はそんな退職代行サービスについて気になる点の解説と、さまざまな角度から比較・厳選した企業とともにご紹介します。
有休が足りなくても即日退職したいあなたが選ぶべき退職代行3選
- 退職代行SARABA
⇒労働組合が運営し、他社では難しい会社との交渉が可能 - 退職代行辞めるんです
⇒業界初の後払いサービスに対応 - 退職代行ニコイチ
⇒創業17年と長い歴史があり、実績もトップクラス
有休が足りなくても退職代行で即日退職できる?
結論から言えば、有休が足りない(ない)場合でも即日退社は可能です!
有休は出勤しなくても給料がもらえるわけなので、残っているのであれば当然消化して辞めるのが吉。
では有休が足りないなら退社まで流れはどうなるのか、詳しく説明します。
有休が足りなくても即日退職できる仕組み
労働基準法によれば、退職できるのは退職を申し出てから2週間後とされています。
有休が足りない場合では会社がこの期間を欠勤扱いとするか、2週間を待たずすぐさま退職を認めることで即日退社が可能になります。
正社員に加え派遣といった雇用形態によって流れが変わってきますので、それぞれのケースで見ていきましょう。
正社員の場合
民法上では原則2週間後の退職が定められているものの、これには例外が該当します。
それは、会社が2週間以内の退職を許可した場合。
これにより有休の有無は関係なく、会社側から認められれば即退社手続き…ということになります。
退職代行に連絡してもらう日を含め、依頼後は基本的に出社せず会社を休むということになるかと思います。
この期間は欠勤として処理されるため、給料は出ません。
有休を使う場合と異なり、無給状態で退職までを過ごすことになります。
欠勤扱いでは給料が出ないだけで、何らかのペナルティや今後のやり取りに支障はありませんのでご安心ください!
また、大抵のケースでは2週間もあけず退職処理に入ることがほとんど。
退職申告後に欠勤中であっても在籍していることには変わりなく、会社側にはその日数分社会保険料などといった負担が発生します。
有休が残っているなら当然使うべきですが、足りていない場合でも問題はありません!
民法上、少なくとも2週間後には必ず辞めることができますよ。
有期雇用(派遣・契約社員)の場合
派遣や契約といった雇用形態の場合では、正社員とは異なる扱いになるということを覚えておきましょう。
民法によれば、重要となるのはその雇用期間。
- 1年以上勤務していた者は理由なく即日退職可能
- 勤務1年未満の者はやむを得ない理由に限り即日退職可能
このように、基本的には使用者に申し出ることでいつでも辞めることが出来ます!
1年に満たない場合は何かしらの理由付けが必要になる、という部分がポイントです。
むろんある程度の理由であれば退職できないといった影響は考えにくく、退職代行を使う場合はこの辺りも相談しながら進めていけるので心強いですね!
有休の仕組みと付与日数
有休とは正しくは「年次有給休暇」といい、労働者に与えられた権利です。
労働基準法において、
- 半年間継続して雇われている
- 全労働日の8割以上を出勤している
以上の2点を満たしているならば、正社員やパートタイムなどといった区分に関係なく、すべての働く人に対し付与されます。
その付与日数は以下の通り。
【引用元】厚生労働省HP
自身の勤務年数や労働日数により取得できる有休日数が算出されるため、どのくらい残っているのか事前に把握しておくと安心です。
退職代行で有休は取得できる?
有給は民法で定められた労働者の正当な権利。
上記で説明した要件を満たしていれば、誰でも取得できることとされています。
それは退職代行を利用したとしても例外ではなく、取得可能です。
ただし、退職代行を通し有休取得を目的とする場合は会社との交渉が発生。
交渉をするには、依頼先の退職代行の運営元に注意する必要があります!
それではその部分について、次で詳しく説明していきましょう。
退職代行で有休足りない場合の注意点
有給取得といった金銭に関わる交渉をしたい場合、対応できるのは弁護士か労働組合のみ。
一般企業が運営する退職代行業では非弁行為にあたり、業務範囲外となってしまいます。
非弁行為とは…
弁護士資格を持たない者が報酬を得るため法律事務業務を行うことを指し、弁護士法で禁止されている行為です。
それではどうしたらいいかと言うと、退職代行の運営元をチェック。
- 労働組合が運営
- 弁護士事務所
これらであれば会社との交渉が可能なので、依頼先を選定するポイントとしてこの辺りを確認しておくと良いでしょう。
民間の退職代行企業であれば交渉は出来ませんが、本人に代わって意思を伝えるという形であれば可能です。
有休の取得や消化についてどこまで相談したいのか、どういった形での退職を望んでいるのかをしっかり考えておくのが大切です!
退職代行で欠勤で即日退職してもリスクはない?
欠勤と無断欠勤は違う
まず欠勤と無断欠勤の違いですが、事前に連絡をしているか否か。
会社に一言でも休む旨の連絡をしていれば無断ではなく欠勤と処理され、就業規則違反やペナルティを課されるといった可能性は低いでしょう。
無断欠勤をすると場合によっては懲戒解雇というリスクもあり、今後の転職活動にも影響してくるため突発的に休むのはおすすめできません。
とはいえ、もう出勤どころか欠勤連絡すらもしたくない…と限界を迎えている人も多いでしょう。
退職代行を通すことで自身で連絡を入れる必要もなく、その日から出社自体しなくてOK。
就業規則よりも民法が優先
会社によっては「退職は1ヵ月前」「2ヵ月以上前に申告」といった就業規則を定めていることもあります。
就業規則とはいわば会社が決めた独自のルール。
勤務する中で従うべきことではありますが、退職申告のように法律が制定されている部分に関しては気にしなくて大丈夫です。
「申し出てから2週間で退職」と原則定められている以上、会社側が就業規則を第一に強行することは出来ませんので安心してくださいね。
有給が足りなくても即日退職できる退職代行サービス
勤務日数が少なく有休がない、有休日数が足りないといったケースでも依頼できる退職代行サービスはあります!
おすすめポイントとともに紹介していきましょう。
おすすめは弁護士か労働組合
ネットで検索すると分かる通り、現在数多くの退職代行業がヒットします。
その中で選ぶポイントとしては以下の通り。
- 労働組合が運営
- 顧問弁護士が監修している
具体的な違いとしては、会社との交渉を希望するかどうか。
有休取得や消化、未払い賃金など、会社との金銭が絡むトラブルは弁護士か労働組合のみに交渉の権利があるため、民間企業では対処できません。
この部分を含めて相談したい人は労働組合の運営元がおすすめです。
弁護士事務所でもサービスを請け負っているところがありますが、費用が非常に高額になることが多いため検討は慎重にした方が良いでしょう。
交渉権がない一般企業を選ぶならば、顧問弁護士が監修しているなどコンプライアンスがしっかりしている会社であれば安心して依頼できます。
推奨はSARABA・辞めるんです・ニコイチ!
そこで具体的にどんな退職代行会社があるのか実際にリサーチ、おすすめできるポイントを調べてみました。
まずは労働組合が運営元となる「退職代行SARABA」。
労働組合が母体のため、有休取得や消化などの交渉ももちろん可能。
非弁行為にあたるかといった心配もなく、すべておまかせできる安心感があります!
どちらも顧問弁護士が監修しており、適切な範囲内で業務にあたってくれます。
「辞めるんです」は業界では珍しい完全成果報酬型。退職出来たら支払う後払いで追加料金も一切なく、必ず退職まで導くという自信がシステムに表れています。
豊富な実績と長い歴史で選ぶなら「ニコイチ」!
日本で初めて退職代行業を始めた老舗で、創業17年を迎えます。
その分退職のノウハウはぎっしり。
これまでの退職成功率は100%と実績も確かです。
退職代行で有休足りない場合によくある質問
退職代行を利用するにあたり、よくある質問をまとめました!
退職代行を利用したら次の日から会社へいかなくていいのか?
行かなくて大丈夫です!
有休が残っていれば消化に充て、足りなければ欠勤扱いとなります。
有休消化の交渉をしたい場合は労働組合運営の代行会社に依頼すれば、基本的には問題なく退職日まで過ごすことになるでしょう。
上司や同僚から直接連絡が来ることもあると思いますが、話す必要はありません。
会社とのやり取りはすべて退職代行にまかせてOKです。
https://www.hust-medical.jp/taisyokudaikou-tozitsunoasa/
退職代行を利用したら引継ぎはしなくて大丈夫?
引き継ぎは会社のルールであって義務ではないため、必ずしなければならないことではありません。
とはいえ、自分にしか出来ない業務や把握している情報があれば、全く気にしないということも難しいでしょう。
そのため必要に応じてメモを残しておく・引き継ぎ書を作成して会社に置いておいたり、郵送するなどしておくと余計なトラブルを回避できます。
引き継ぎについてしつこく連絡が来るのも避けたいもの。
有休の消化を断られることはある?
会社の体質によっては辞められることによる怒りや困惑から、「有休の消化を認めない」と言い出すことも想定できます。
ですが有休が残っていれば使わない手はありません!
退職代行を使えば、自身で会社や上司とやり取りを重ねていくよりも、ぐっとスムーズに希望を通すことができるでしょう。
有休消化について、より確実に会社との交渉を望むなら弁護士か労働組合が運営する退職代行業を選ぶのがおすすめです。
有休消化中に退職代行を利用することはできる?
有給休暇中であっても退職代行を利用し、そのまま退職することは可能です。
退職を申し出るタイミングはいつであっても言いづらいもの。
有休消化中であればなおさらで、退職代行を使わない場合であれば会社の怒りを買い断られてしまったり、強い引き止めにあうなどトラブルの元になりかねません。
退職代行を使えば、有休休暇初日に退職を申し入れて手続きした後、出社せず退社…という流れも可能。
上司や同僚と顔を合わせなくて済むので気楽に進められますね。
有休足りなくても退職代行で退職できた人の体験談
有休がない・足りなくても退職できた方は多数!
退職代行を実際に利用し、成功した人の声を一部紹介します。
#退職代行 を使って、本日会社に退職の連絡をしてもらいました。自分の場合は、有給休暇もなかったし、未払い残業代もなく、とにかく社長と話をしたくなかったという理由で退職代行を使ったので、弁護士事務所ではなく退職代行サービスを使いました。
— qumigoon (@935Qumiko) November 17, 2020
欠勤扱いでも良いのであれば、代行使っても即日辞められます。
5月に退職代行使って辞めた後輩がいますが、そいつは有休がなかったので14日間、欠勤扱いにして出社はしませんでした。
— 兵斗 (@hate_iron_mask) August 11, 2019
ついに明日は退職代行の実行日だ!!
有給休暇がない
労災使ってもらえなかった
パワハラがある
などのブラックからやっと解放される
弁護士に頼んだから間違いないはずだろうけど、胃が痛い!!
不安だ!!— 夜の狂戦士 (@RP9TVPQnpvbNUCg) August 30, 2019
退職代行終わった!!
あっという間だった!!
とりあえずおやすみなさい。— 夜の狂戦士 (@RP9TVPQnpvbNUCg) August 30, 2019
仕事やり終えました。
有休届、欠勤届やら書いてマイデスクにオン!
私物も全部持って帰ってきた!明日、退職代行から職場に連絡がいきます。
突然の退職。しかも第三者からの連絡。職場のみんなショックと怒りで溢れるだろうな
でももうどう思われてもいいから楽になりたかった!
自分の心が大事— ハルッチ🤰®︎2y (@haru40w2d) March 2, 2021
お金払ってでも辞めたいって思う職場なら退職代行使って辞めていいのよってなる。絶対に辞めることはできるし、給料もちゃんと入る。有給休暇があれば取って辞めることもできるしね。俺は退職代行使った日から出社しないで会社の人とは一切連絡取らずに終わったよ。
— 無職粕@21卒 (@donpaf0706) May 16, 2021
退職代行で有休足りなくても絶対に即日退職したいあなたへおすすめな退職代行
職場にいるのが辛く、今すぐにでも辞めてしまいたいなら大いに利用する価値のある退職代行サービス。
そこで、即日退社が可能な退職代行業者を3社厳選!
有給休暇の取得や消化が気になっている場合についても各社きちんと触れていますので、ぜひ参考に検討してみてくださいね。
退職代行SARABA
費用 | 24,000円(税込) |
運営元 | 労働組合 |
実績 | 成功率:98% 実績件数:6,000件以上 |
特徴 | ・会社との交渉が可能 ・全額返金保証あり ・追加料金なし ・24時間年中無休で対応 |
SARABA最大の強みとは、労働組合運営という点。
有休の取得や消化を会社に交渉したい場合、通常民間の退職代行業では非弁行為に当たるため対応ができませんが、労働組合ならそれが可能です。
そのため対応できる業務の幅が他業者よりも広く、安心感は抜群。
総合的な満足度が非常に高いといえるでしょう。
24時間いつでも相談を受け付けているので、夜勤やブラック企業に勤めている方であっても思い立った時にいつでも連絡可能。
このスピーディーさもおすすめしたいポイントのひとつです。
\まずは気軽にLINEで無料相談してみる/
退職代行辞めるんです
費用 | 27,000円(税込) |
運営元 | 顧問弁護士指導による民間企業 |
実績 | 成功率:100% 実績件数:7,000件以上 |
特徴 | ・後払いサービスあり ・追加料金なし ・相談回数無制限 ・24時間年中無休で対応 |
辞めるんですは民間企業にあたるものの、顧問弁護士による業務指導を受けておりコンプライアンスの遵守を徹底。
そして、業界初となる後払いサービスを採用!
支払いは辞めてからという明快さで、追加料金も一切ありません。
必ず退職させてくれるという自信に満ち溢れたシステムは信頼性も◎。
有休消化へのアプローチは交渉こそできませんが、有休サポートという形で本人に代わりきちんと会社側へ意思を届けてくれます。
早朝・深夜問わず電話やLINEで無料相談を受け付けており、回数に制限を設けていないので気になる点は何度でも相談してみましょう。
退職代行ニコイチ
費用 | 27,000円(税込) |
運営元 | 顧問弁護士指導による民間企業 |
実績 | 成功率:100% 実績件数:35,000件以上 |
特徴 | ・創業17年の老舗 ・全額返金保証あり ・追加料金なし ・転職サポートあり |
実はニコイチは、日本でいち早く退職代行業を始めたパイオニア。
17年で蓄積された豊富な経験から退職へ導くノウハウを熟知しており、退職件数・成功率ともにトップクラスの実績を誇っています。
有休消化の利用についても代行で伝えることが可能で、退職成功率100%が示す通り、さまざまなケースに柔軟に対応してきた自信が伺えます。
さらに人材紹介会社と提携しており、転職エージェントの紹介も行っています。もし転職先が決まっていないまま辞めてしまっても、その後のフォローまで万全です!
退職前後のカバー体制も整っており、さすが老舗といったところ。
会社の歴史や実績の多さをなにより重視したい人にはぴったりと言えますね!
退職代行を使うのは法律上何の問題もない!安心して退職を
退職は労働者の自由な権利。
同様に、退職代行を使い辞めるのも自由であり何の問題もありません。
自身も会社も法律に触れるようなことをせず、まっすぐ仕事に向き合い働いてきた人であれば必ず辞めることが可能です!
今回紹介した退職代行サービスは実績・成功率も高く、コスパ面も優れた厳選企業。
「辞めたいけれど辞められない」そんな状況に心を病んでしまうくらいなら、信頼できる退職代行業にすべてをまかせてみてはいかがでしょうか。